採行記

2002年

2002年3月3日 幡豆 鳥羽海岸
 
今シーズン最初の潮干狩りに釣り仲間のdragonさんと一緒に、解禁3日目の三河湾の幡豆町にある鳥羽海岸へ行って来ました。この日は干潮が2時半だったので12時前に浜に着き、握り飯を片手に野鳥観察をしながら潮の引くのを待ちます。

 昼飯を済ませ、おばちゃん(おねいさん!)に¥1400の入場料を払って、採ったアサリを入れるビニール袋をもらい、干潟に下りました。

 潮が引きだすと、どんどん干潟が現れてきます。この日は特に北風が強かったので、潮が風に押されて余計干潟が多く現れます。

 まずはセオリー通り、色んな場所を少しずつ掘って、良さそうな場所を見つけます。あちこち掘ってみると、たくさんアサリは出てくるのですが、小粒ばかり。

 取りあえず中型狙いで掘りますが、1時間ほどして大粒の場所を発見。ここを集中的に掘りました。

 dragonさんは潮干狩りは初めてだそうで、掘り方や場所を簡単にレクチャー。やはり大粒の採れる場所を見つけて大満足。小粒はパスして大粒だけ選んで採る作戦に変更。初心者から一気に中級にレベルアップです。

 人はほとんど居ませんでしたが、奥三河から来たという3人組と会話が弾み、こちらは海の話題を提供、あちらは山の話題を提供で、アサリを掘りながら話が盛り上がりました。

 干潮時間前に2人とも採りすぎで早上がり。最初に採った小粒はリリースして、大粒ばかりを 袋いっぱいに詰め込んで、更にオマケも期待して持ち帰りました。(尚、袋には4kgアサリが入ります。追加は1kg¥500、子供の入場料は¥700です。)

 アサリの身は思ったより膨らんでいました。パンパンに張るのはもう1ヶ月ぐらい先ですが、初物だけあって久しぶりの三河湾の幸を美味しく堪能しました。これから期待十分です。もう春ですね〜

市場の海水が出る水道で丁寧にアサリを洗って、
そこで海水も汲んで帰りました。






2002年3月17日 東幡豆 前島
早くも桜開花のニュースが流れるほど、今年は暖かい日が続きます。この日も穏やかな好天に恵まれ、今年2度目の潮干狩りに行ってきました。

 今回はこの日が解禁日の東幡豆にある前島です。10時過ぎに渡船で島に渡りましたが、干潮時刻は1時半頃だったので、潮が引いてくるのを待ちながら、みんなでワイワイガヤガヤ、早昼食を済ませてからスタートです。

 ここは岩場があるので、マッキー好みの場所です。大きな石の周りには大きなアサリが連続して出てきます。しかも解禁初日とあって、場所ムラ無く沢山アサリが出てきます。 こういう岩場の掘る道具は、熊手形よりもしっかりした鎌型の方が掘りやすいですね。

 大きな石を動かすので、腰を痛めないように注意が必要ですが、石を動かすと、カニや小魚、イソギンチャクなど出てきて自然観察も楽しいです。

 潮干狩りファンの皆さん良くご存知で、昼頃には人がいっぱいになって、掘ってない場所が無いくらい賑わいました。

 夢中で3時間ほど大粒を選んで掘りまくり、カゴいっぱいのアサリを持ち帰りました。アサリも行く度に身が大きく膨らんで益々美味しくなって来ています。今回は大粒を選んで串あさりを作りました。







2002年4月28日 日間賀島
 今年のゴールデンウイークは潮時の関係で、前半が潮干狩りオススメ。ということでGWが始まり、早速、青空の下、磯遊びを兼ねた潮干狩りに行きました。

 場所は三河湾に浮かぶ日間賀島。ここの潮干狩りは島で宿泊や食事をした人だけに掘らせるシステムです。その為と船で渡る不便さもあって、GWでも比較的空いているのです。

 今回の潮干狩りはミミの他に、ほぼ初心者の3人と一緒に出掛けました。目的は潮干狩りなので、予約した宿の新鮮で豪華な料理はそこそこに、早めに済ませていざ出撃!

 ここの日間賀島の岩場はマッキーが一番気に入っている場所です。何故かと言えば、掘っていると大きなアサリの他に、磯の色々な生物が沢山出てくるのです。この日も大アサリ、ニシ等々色々な種類の貝の他、カニやヒトデ、ウニ、ウミウシ、エビ、銀宝などの小魚も出てきました。

 アサリが掘れそうな場所と堀り方を初心者に教えながら、自分も掘り出します。気になって初心者の方を見ると、何とタイトプールから沖へ逃げ出そうとタコが泳いでいるではありませんか!追っかけて恐る恐るゲット! 腕にまつわり付くタコの足をビリビリ引き離し、アサリを入れる網袋に入れて持ち帰りました。流石、タコの島。日間賀島はタコ料理でも有名なんです。

 岩場は足場が悪いので小さな子供には要注意ですが、中上級者向きの場所で、普通の潮干狩りに飽いた人にはお勧めですね。

 ここでのコツは熊手タイプより鎌タイプの掻き手を使うことと、それと何処でもそうですが、人の掘ってない所を探すことです。

 最初ちょっと戸惑っていた初心者も大粒のブランドアサリをたくさん採って、子供の頃に帰ったようだと喜んでみえました。

 日間賀島のアサリは超激旨です。潮通しが良い岩場のアサリは特に旨いですね。欲を言えば、幡豆方面のアサリよりも旬が遅れてやって来るので、もう半月くらいした方が更に旨くなるか?などと超激通ぶっていますが、、、(^^ゞ

 来年は宿泊してゆっくり料理を楽しみながら、潮干狩りもしたいです。そうすれば2日続けて潮干狩りができるし。

岩場には色々な生物がいる。
岩と岩の隙間に大粒アサリが
ウジャウジャ出てくる、、、こ、と、も、ある。
(^^ゞ

大アサリと
追っかけてゲットされたタコ。茹でて食べちゃいました。
地元のタコは美味い
(^^;