組み木



屋根より ちょっと高い鯉のぼりです。
厚さ20mmのブナを糸ノコで切った組み木作品です。
鯉の目はチークの丸棒を嵌め込んであります。

『鯉するM』 



 『桜樹』


山いっぱいに咲く桜です。
材は木目が面白いケヤキですが、
サクラを使った方が良かったかな?
幹や枝は電動糸鋸で切り抜いてあります。


新緑バージョンです 



お雛様制作 其の1

雛祭りに飾る人形を孫娘に作ってやろうと、
組み木作家の小黒三郎氏の本、『おひなさまと五月人形』の中から選んで
『花衣五段飾り』を作ることにしました。

糸ノコを使った組み木作りは、私が木工を始めたきっかけの一つで、
氏の本に載っている図面をコピー(商業用は不可)させていただいて
組み木作品作りを練習しながら楽しんでいます。
驚くほど上手にデザインされた作品がいっぱい載っています。

 

本には制作の留意点なども書かれており、糸鋸を使うのに
大変参考になる本です。『U-PLUN』で購入できます。
またプロの作った作品や本、糸ノコ作りの用具も揃い、
私も電動糸ノコや刃もここで購入しています。

 

 

コピーした図面を仮のりで貼り付け電動糸ノコで切り抜きました。材はブナです。

 

 

一枚の板から順番とか方向などを考えながら線に沿って挽き、
形のあるものが出来上がると楽しい気分になれます。
 

 

  

後で紙を剥がして、研磨、形態修正をしますが、出来るだけ切削面が

綺麗になるように、できたら後で磨かなくて済むように挽きます。

ここまでは出来ましたが、次はこれを収納するケースを作ろうと思います。



お雛様制作 其の2

ケースを作りました。

雛を入れてみると、大体こういう感じになります。

雛壇も作りました。後はお姫様に着色して完成です。


お雛様制作 其の3

色を塗りました。ステンシルみたいに濃くすると
木目が見えなくなってしまうので、薄くしますが、
その濃さ加減が難しいですね。

 

収納箱に透明アクリル板の蓋をして、そのまま飾れるようにもしました。

 

桃、椿、桔梗、かぼちゃ、ゆきのした・・・
背景の垂幕は蒲郡で購入した三河木綿です。



五月人形

前回は孫娘のお雛様を作りましたが、
今回は男の方の孫に、組み木の『五月人形』作りです。
組み木作家の小黒三郎氏の本、『おひなさまと五月人形』の中から選んで
『円武者三段飾り』を作ることにしました。

材料は岡崎市にある『岡崎ハウズ』さんで購入した
ブナで作りました。円形を糸鋸で切るのは結構難しいです。

ケースの外枠はケンポナシという木で中は桐です。
色はスタンプインクを使いました。
収納したままでも飾れるように蓋は透明アクリル板です。

三段飾りで、垂幕と敷物は京都旅行で買ってきた布です。
金太郎や森の動物たちが楽しそうに遊んでいます。



『円びな五段飾り』 

四角い箱で 中の凹を円形にしました。

お雛様はブナの木を使っています。

飾る時が楽しいですね。 片付ける時は面倒です(笑)