茶摘み(Vol.24) 

♪夏もち〜かづく、は〜〜ちじゅうはちや♪ヨイヨイ
GWの頃は新茶の摘み頃です。
アウトドア茶摘み
山菜採り感覚ですね。

トレッキングしてても結構、道端にお茶の木を発見できます。
ついでに、この時期は山イチゴも気になりますなあ。

今回はタケノコ掘りのついでに
実家の裏山に自生しているのを見つけたので
それを摘んでお茶作りに挑戦しました。




これがお茶の木です。
柔らかそうな芽が出ていますね。
山に行くと種がこぼれて結構色んな場所に生えてますよ。
まあ、ある所はかたまってるけど。

葉っぱは、ちょっと椿っぽい形ですね。
椿より葉は薄くて写真の様に少しギザギザの外周です。
この時期、枝の先に葉がまだ開いていない『芯』があります。




一芯二葉とか一芯三葉とかいって
新芽の先端部分を摘み取ります。

子供に摘ませると基本に忠実に
先の柔らかい所だけ摘みますが、
大人はついつい、沢山採りたいので
新芽を全部摘んでしまうそうです。
美味しいお茶は子供に摘ませると良いとか。
まあ、
とにかくマッキーは
柔らかそうな所は全部、むしり取りました。
一芯六葉くらいですね。




何となく新芽の柔らかい部分で、美味しそうですが、
この時点では未だそんんなにお茶の香りはありませんよ。




蒸し器に入れ蒸して
葉のあく抜きをします。
蒸し時間は葉の光沢が無くなる程度で
短めです。
蒸しすぎは黒くなるそうです。




蒸したら素早く水分を飛ばし、揉みます。
滅茶苦茶、熱いですよ〜
このへんの作業は各地に「茶揉み名人」がいますね。
名人は葉を細く揉んで『剣』を出します。
まあ、素人だから適当に、
自分で飲むんだしね。
でも雰囲気だけは大切にしましょう。

両手で強く、葉に含まれる成分を
全体にまわす様なつもりで揉みます。
そうすると
タンニン、カフェイン、各種アミノ酸など
色んなお茶の成分が
お茶を出した時に出やすくなります。
だ、そうです。




後はカラカラになるまで干します。
天気の良い日にお日様のパワーを
いっぱいもらいましょう。

お茶はやや低めの温度で出した方が香りが良く出ます。
さっそく出来たての自作茶をいただきいただきました。
市販品には無い、ナチュラルでプレーンでフレイバーな味ですね。
茶柱が何本も立ちました。
マッキー、ラッキーですね。


注:山に入る時、私有地では
その持ち主の許可を得て入りましょう。

お茶を買うときの目利き
新芽でしっかり揉んである
と言うことは、
細くて丸みと光沢があり、
硬く引き締まって、特に玉露は『剣』があると良い。
と言うことになるようです。

お茶は少しずつ買った方が
香りが逃げません。
コーヒーと同じですね。