ハゼの卵の塩辛(Vol.8)


12月下旬、活きのいいハゼをいただいたので、
さっそく刺身にしてみました。
ハゼの刺身は美味しいんですよ。
アイナメに近い味です。

 腹を割くと大きな卵が出てきます。
あまり(ほとんど)知られていませんが
ハゼの卵は塩辛にすると
メチャクチャ美味しいンです。

この時期にハゼ釣りをする人か地元の人でないと、
この卵は手に入りません。
美味しい物を手に入れたかったら
寒風突いて釣りに行ってきましょう。
釣り人の特権ですから。
卵は大きいといってもハゼですから、
たくさん釣らないといけませんよ。

刺身にする時には丁寧に
卵膜を破らないように取り出しておきます。
血管や汚れを取り除き、
塩水で洗って水気を取っておきます。

小さなビンに塩をパラっと降りかけて冷蔵庫で保存します。
保存性を高めるには多めに塩をしますが、
多すぎると塩辛くなってしまいます。
自分で食べるなら少なめに。
ちょっと心配だけど
この方が美味しいですよ。

4,5日たてば食べられます。
ちょっと生臭くモッチリした味は食通の舌を迷わせます。
そのままコノワタ風に食べれば日本酒に合います。
洋酒なら
RITZクラッカーなどの上に乗せて食べると
キャビアより美味しい!!
お酒がだめな人には紅茶にも合いますよ。

おまけ
骨は捨てずに骨せんべいを作りましょう。
冷凍しておいて天ぷらなんかの時についでにやればいいから
今度はビールが合いますか。